むち打ち治療等の検索|(社)交通事故医療情報協会 ブログ

保険の知識

自賠責保険ってどんな保険?【2】


前回記事「自賠責保険ってどんな保険?【1】」

【自賠責保険での、被害者とは?】
こんにちは、一般社団法人交通事故医療情報協会の橋本です。
今日は、自動車保険の自賠責保険についての2回目、
賠責保険の支払い対象や補償内容についてご紹介いたします。

自賠責保険の支払い対象は、交通事故の被害者です。
では、被害者とは具体的にどのような人でしょうか。

普通に考えて「ケガをさせた側=加害者」「ケガをさせられた側=被害者」と思いがちですが、
自賠責保険の場合の「被害者」とは「ケガをした人」を指します。
交通事故で双方にケガ人が出た場合は、どちらも「被害者」となり、
自賠責の補償の対象となります。

ですから過失割合が6;4であっても、双方に、ケガ人がいるときは、
お互いの自賠責保険を使って治療することが可能です。
ただし、100%被害者の責任で発生した事故の場合は、
相手車両の自賠責保険の支払い対象にはなりません。
また、被害者の過失が7割以上ある場合には、保険金額の限度額は2割減額されます。

自賠責保険では、「傷害」「死亡」「後遺障害」について、それぞれ支払限度額が決められています。
傷害の場合、自賠責保険から支払われる保険金の限度額は、被害者1名ごとに120万円と決められています。
1つの事故で複数の被害者がいる場合でも、被害者1名あたりの限度額120万円に変わりはありません。
傷害(ケガ)の場合、その限度額120万円の中で、治療関係費・文書料・休業損害および慰謝料が賄われます。

後遺症害の場合は、障害の程度に応じて逸失利益および慰謝料等が支払われます。
後遺症害の程度は1級から14級に分類され、
支払われる限度額は等級に応じて4,000万円から75万円と定められています。

後遺障害等級表参照
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/payment_pop.html

また、死亡の場合の限度額は、被害者1人につき3,000万円と定められています。

Posted in 保険の知識 | Tagged , , , , , | 自賠責保険ってどんな保険?【2】 はコメントを受け付けていません。

自賠責保険ってどんな保険?【1】

こんにちは、一般社団法人交通事故医療情報協会の橋本です。
今日は、自動車保険の自賠責保険について2回に分けてご紹介いたします。

車を運転される方なら一度は「自賠責保険」という言葉を聞いたことがあると思います。
しかし「その内容は?」と聞かれると
「契約した記憶が無い・・・」「内容もよく分からない・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

自動車保険には、大きく分けて「任意保険」と「自賠責保険」の2つがあります。
「任意保険」とは、その名の通りドライバーが任意に損害保険会社と契約を結ぶもので、
対人保険や対物保険など加入者が自由に保険の内容や金額を決めることができます。

それに対して「自賠責保険」は、事故に遭った際に、
被害者が最低限の補償を受けられることを目的にした保険なので、
「強制保険」と言ってすべての自動車について契約することが義務付けられており、
一般に、新車を購入する際や車検を取るときに加入します。
そのため「入った記憶が無い・・・」と思われる方もいるようです。
強制保険なので、無保険で運行した場合は 1年以下の懲役または50万円以下の罰金(刑事罰)、
および免許停止等の行政罰
が科せられます。

また自賠責保険は、他人を死傷させた場合の人身事故による損害についてのみ補償金が支払われる保険で、
車両等の物的損害は補償の対象とはなりません。

事故を起こしてしまい補償義務が生じた場合、まず自賠責保険から補償金が支払われ、
足りない部分を任意保険で賄うことになります

次回は、自賠責保険の支払い対象や補償内容についてご紹介いたします。

Posted in 保険の知識 | Tagged , , , , | 自賠責保険ってどんな保険?【1】 はコメントを受け付けていません。