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自賠責保険ってどんな保険?【前編】

こんにちは、一般社団法人交通事故医療情報協会の橋本です。
今日は、自動車保険の自賠責保険について2回に分けてご紹介いたします。

車を運転される方なら一度は「自賠責保険」という言葉を聞いたことがあると思います。
しかし「その内容は?」と聞かれると
「契約した記憶が無い・・・」「内容もよく分からない・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

自動車保険には、大きく分けて「任意保険」と「自賠責保険」の2つがあります。
「任意保険」とは、その名の通りドライバーが任意に損害保険会社と契約を結ぶもので、
対人保険や対物保険など加入者が自由に保険の内容や金額を決めることができます。

それに対して「自賠責保険」は、事故に遭った際に、
被害者が最低限の補償を受けられることを目的にした保険なので、
「強制保険」と言ってすべての自動車について契約することが義務付けられており、
一般に、新車を購入する際や車検を取るときに加入します。
そのため「入った記憶が無い・・・」と思われる方もいるようです。
強制保険なので、無保険で運行した場合は 1年以下の懲役または50万円以下の罰金(刑事罰)、
および免許停止等の行政罰
が科せられます。

また自賠責保険は、他人を死傷させた場合の人身事故による損害についてのみ補償金が支払われる保険で、
車両等の物的損害は補償の対象とはなりません。

事故を起こしてしまい補償義務が生じた場合、まず自賠責保険から補償金が支払われ、
足りない部分を任意保険で賄うことになります

次回は、自賠責保険の支払い対象や補償内容についてご紹介いたします。
後編】に続きます。

むち打ち症ってどのくらいで治るの?先生に聞きました!(2)

交通事故によってむち打ち症になってしまった方にとって どのぐらい治療期間がかかるのか どのような治療方法を行うのか 大変気になる事柄かと思います。
交通事故医療情報協会では、会員の柔道整復師の先生方に おおよその治療期間と、どのような治療方法を行っているのか インタビューを行いました。参考にして頂けますと幸いです。

【回答いただいた先生】

栃木県足利市 みんなの森整骨院足利院 岡田有一先生

【治療期間について】

整形外科学的には、むち打ち症は3〜4ヶ月でよくなると書物では記載されているようです。
当院の患者様も3〜4ヶ月通われる方が多いです。
もちろんもっと早く症状がなくなる方もいれば、
6ヶ月を超えて後遺症認定をしてもらう方もいらっしゃいます。
治療頻度は、当院では週1〜2回の方が多いです。

【むち打ち症の検査ってどういうことをするの?】

一般的にお話ししますと、まずむち打ちのタイプを検査してみていきます。
頚椎捻挫型が多いのですが、まれに神経症状を伴ったり、CSF(脳脊髄液減少症)の疑いがある方もいらっしゃるので、その方は、神経支配の感覚に、感覚の消失、錯感覚(しびれ)がないかを見ていきます。
しびれがあっても神経に損傷の疑いがなければ、整形外科での併院をしてもらいみていきます。

【むち打ち症の検査方法】

一般的にはジャクソン、スパーリング、椎間孔圧迫テストを行いますが、先生が首を押したりはしません。
この辺の検査は症状を強くしてしまう恐れがあるので、患者様の自動運動でしてもらいます。
後はしびれがあれば支配領域の神経チェック、筋力検査を行っていきます。
最後に、体全体の歪みや、どこの関節が動きが悪く障害されているかをみて、治療になります。
また頭痛などが伴うものに関しては、検査は異なってきます。

【CSF(脳脊髄液減少症)の疑いがある場合】

CSF(脳脊髄液減少症)の疑いがある方は、安静にして水(透明な水分)をしっかりとってもらいます。
早期に施術や安静で改善があれば問題ありませんが、一向に改善しない場合は
山王病院の高橋先生に確定診断をお願いしています。
症状が似ていても、CSFではないケースもありますので、確定診断の依頼は慎重に行っています。

【むち打ち症は早急な治療と適切なケアが大切です】

いかがでしたか?
すでにむち打ち症でお悩みの方で、
現在通っている病院や整形外科での治療に不安がある方は
手厚いケアと問診を行う、整骨院や接骨院での
治療で効果を実感できるかもしれません。
交通事故医療情報協会では、経験・治療技術の優れた整骨院・接骨院を紹介しています。
リンク

※今回のむち打ち症の検査方法や治療方法は
おかだ整骨院様の方法ですので、
他の医療機関や整骨院では異なる場合がございますのでご注意ください。

【インタビューに答えてくださった先生】

みんなの森整骨院 足利院
岡田 有一先生
〒326‐0824
栃木県足利市八幡町1-21-6 マンションサンエイド足利
交通事故医療情報協会ページ
みんなの森整骨院 足利院のホームページ

むち打ち症ってどのくらいで治るの?先生に聞きました!(1)

交通事故によってむち打ち症になってしまった方にとって
どのぐらい治療期間がかかるのか
どのような治療方法を行うのか
大変気になる事柄かと思います。

交通事故医療情報協会では、会員の柔道整復師の先生方に
おおよその治療期間と、どのような治療方法を行っているのか
インタビューを行いました。参考にして頂けますと幸いです。

【回答いただいた先生】

くりのき鍼灸整骨院 嶋村正志先生

【むち打ち症の治療期間について】

事故、外力の大きさにもよりますが2カ月から半年ほどです。
多くは3.4カ月くらいです。
その中で後遺障害を申請する方が1割くらいいらっしゃいます。
当院に通院する際、必ず医師の定期的な診察を月に2回は受診するようお伝えします。
医師が継続、ないし終了の指示があった際はそれに従っています。

【問診時に確認すること】

過去に患った病気の経歴、  家族構成、事故の過失割合
事故の外力は、どの方向にどの程度だったのか
車の損害程度(車両の修理代がわかれば教えてもらっています)

【むち打ち症の治療する部位は?】

当院では整形外科の診断に準じて行っています。
診断が決定した時点で保険担当者の方に必ず報告しています。

【むち打ち症の検査ってどういうことをするの?】

当院では
ROM制限(関節可動域)の確認、
動作時痛、痺れ、頭痛、吐き気、眩暈がないかどうか
ジャクソン、スパーリングテスト、
姿勢の確認、握力、打腱器による反射、知覚の確認を行っています。

【むち打ち症で行う施術・治療(くりのき鍼灸整骨院の場合)】

頸椎カラー、コルセットは基本的に整形外科で処方してもらっています。
急性期は、アイシング(氷や水などを用いて身体を局所的に冷却します)、
物理療法(当院は5種類の電気、低周波、干渉波、ポラリスカイネ、ハイボルテージ、立体動態波)
を用意してありますので、患者様の症状にあわせた治療器をチョイスします。

そして、テーピングで患部を保護し安静にするようにお伝えしています。
急性期を過ぎましたら温罨法(患部を温めること)、
マッサージで様子をみて後にストレッチ等の運動療法を追加します。

可動域制限が著明な場合は、関節モビリゼーション、BFI療法を施行します。
むち打ち症の方の多くの痛みはハード(身体)とソフト(気持ちの落ち込み)のハイブリットペインというものが特徴なのでその両方のケアが大変重要になると考えています。

【むち打ち症は早急な治療と適切なケアが大切です】

いかがでしたか?
すでにむち打ち症でお悩みの方で、
現在通っている病院や整形外科での治療に不安がある方は
手厚いケアと問診を行う、整骨院や接骨院での
治療で効果を実感できるかもしれません。
交通事故医療情報協会では、経験・治療技術の優れた整骨院・接骨院を紹介しています。
リンク

※今回のむち打ち症の検査方法や治療方法は
くりのき鍼灸整骨院様の方法ですので、
他の医療機関や整骨院では異なる場合がございますのでご注意ください。

【インタビューに答えてくださった先生】
くりのき鍼灸整骨院
嶋村 正志先生
〒350‐1212
埼玉県日高市下高萩新田46
交通事故医療情報協会ページ
くりのき鍼灸整骨院のホームページ

自転車は安全ルールを守って運転しましょう!

自転車は軽車両です
自転車安全利用五則をしっかりまもって
自転車の交通ルールを今一度確認していきましょう

【1】自転車は、車道が原則、歩道は例外
車道と歩道が区別されている場合、原則として自転車は車道を通行します。
自転車道がある場合は、自転車道を通行しましょう。
また、歩行者を妨げることがなければ、道路の左側部分に設けられた路側帯を通行することもできます

【2】車道は左側を通行
自動車は、車道では左側を通行します。
右側を通行している自転車をみかけることもありますが、これは逆走になり、とても危険なのでやめましょう

【3】歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
自転車の運転者が、高齢者や児童・幼児であれば歩道を通行することが認められています。
その場合、車道よりを徐行します。
歩行者が優先のため、歩行者をさまたげる場合、一時停止します

また、道路標識等で自転車が歩道を通行して良いと示されている場合があります

この場合は、自転車を運転しているのが高齢者・児童・幼児の場合、
車道または交通の状況から安全を確保するには歩道を通行するのがやむを得ないと認められた場合
歩道の中央より車道よりを徐行します。

普通自転車通行指定部分がある場合は、指定部分を通行します。
歩行者を妨げる場合は、一時停止しなくてはなりません

【4】ルールを守る

飲酒運転や二人乗り、また自転車同士が横に並んで走行(並走)は禁止となっています
夜間はライトをつけ、交差点では信号を守り、必要に応じて一時停止し安全確認を行います

これらを守らなかった場合は、罰金を科せられることもあります。

【5】子供はヘルメットを着用
6才未満の幼児や13才未満の児童が自転車を運転するときや、幼児用座席に幼児を乗せる時、保護者は幼児・児童にヘルメットをかぶせる様にします
以上のルールを守って安全に自転車を利用するようにしましょう。

▼▼整骨院向け認定審査及びサポートの詳細はこちらです。
https://www.jiko-iryo.com/firstplan.html

 

飲酒運転はしない・させないが合言葉

4月6日~4月15日には「 春の全国交通安全運動 」が開催されます。

当協会は、2018年より「全国交通安全運動」の協賛団体として、全国の認定院の整骨院と一緒に「 交通安全 」活動を行っております。

交通事故は年々減っていますが、毎日交通事故が発生しています。

「悲しい交通事故を1件でもなくしたい」

そいう思いで、私たちは交通安全運動に取り組んで参ります。

今回の動画では、「飲酒運転はしない・させないが合言葉」についてご紹介いたします。

当協会は、内閣府・警察庁等10府省庁・市区町村・都道府県等が主催する「全国交通安全運動 」の協賛団体として、交通安全に関する社会貢献活動を行っています。

「全国交通安全運動 」協賛団体の当協会が、整骨院に認定審査を行い、適切に交通事故の施術や対応ができる整骨院を認定しております。

▼▼整骨院向け認定審査及びサポートの詳細はこちらです。
https://www.jiko-iryo.com/firstplan.html

交通事故死ゼロを目指す日について

現在、春の全国交通安全運動の期間中です。

今回のYoutube動画では、「交通事故死ゼロを目指す日」について伊藤がご紹介しております。

4月6日から4月15日は全国交通安全運動を行っています。

そこで交通安全について動画でお伝えしています。

この動画が交通安全を考える日になると幸いです。

4月10日は交通事故死ゼロを目指す日についてお話しします。

まずはじめにクイズです。

交通事故の記録が残っている歴史上、交通死亡事故が発生しなかった日は何日あるでしょうか?

実は、昭和23年以降、交通死亡事故が発生しなかった日は実は1日としてありません。

昨年の交通事故の死者数は2839人と過去最少ではありますが、
1日平均7名以上が交通事故で死亡していることになります。

また負傷者数は減少傾向でありますが昨年は36万8601人と
多く国民が安心して生活する上で交通安全運動は重要な課題の一つと言えます。

このような事態を受け、
全国交通安全運動の中に交通事故死ゼロを目指す日が行われるようになりました。

今年の4月10日は交通事故ゼロを目指す日です。

私たち一人ひとりが交通ルールと
交通マナーを守り交通事故後1件でも減らしましょう。

 

子供たちに教えよう!横断歩道を渡る時のルール!

今回の動画では、「子供たちに教えよう!横断歩道を渡る時のルール!」についてご紹介いたします。

実は子どもたちに今一度教えよう
横断歩道を渡る時のルーについて話しします。

毎年多くの子供たちが交通事故によりけがをしたり命を落としています。

地域によっては交通安全教室を行っている小学校や中学校もありますが、

ぜひ日頃から親御さんやご家族の皆様からもこどもたちに道路の危険交通ルールについて教えてあげましょう。

警視庁の調べによると子どもの交通事故が道路を横断中、

自宅付近の夕方の時間帯に自転車の事故が多く、

中でも小学生の男子児童に多いことがわかっています。

特に横断歩道の上での交通事故が多くなっていますので

今一度横断歩道を渡るときのルールについて確認しましょう。

例えば右折や左折をする車、

信号の変わり目で無理やり交差点に進入してくる車、

横断中の歩行者に気が付いていない車などはいるかもしれません。

必ず右左の安全確認。

車が止まっているか運転手さんが自分に気が付いているか確認をしてから渡りましょう。

●横断歩道を渡る時のルール
1.横断歩道を待つ時は車道側にギリギリに立たない
2.横断歩道の信号が変わったらすぐに渡らず右左の安全確認をする
車が止まっていることをまた歩行者に気づいているかを確認
3.横断歩道を渡るときは走って渡らない

大人の交通事故に対する声かけと意識が子供たちの命を交通事故から守ります。

安心して生活できるようぜひ日頃から声かけをしましょう。

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https://www.jiko-iryo.com/firstplan.html

命を守る!シートベルト・チャイルドシートを着用しましょう

2021年4月6日~4月15日は「 春の全国交通安全運動 」が開催されます。

今回のYoutube動画では、「命を守る!シートベルト・チャイルドシートを着用しましょう」についてご紹介いたします。

この動画が交通安全を考えるきっかけに言うと幸いです。

本日はシートベルトチャイルドシートについてお話しいたします。

チャイルドシートとシートベルトは万が一の事故の時に体への被害を大幅に軽減します。

現在シートベルトの着用率は助手席・運転席は9割を超えていますが、
後部座席の着用率は3割と言われています。

死亡率で見ると後部座席でシートベルトを締めていなかった時の死亡率が
3.5倍も高くなっています。

後部座席の人もシートベルトをしっかりと閉めましょう。

また子どもの場合チャイルドシートの使用義務がなくなる6歳以降から後部座席での死亡率が上がるというデータがあります。

6歳を過ぎても子供を乗せる時は年齢に応じたチャイルドシートジュニアシート装着しましょう。

一般社団法人交通事故医療情報協会は、内閣府・警察庁等10府省庁・都道府県・市区町村等が主催する「全国交通安全運動 」の協賛団体として、交通安全に関する社会貢献活動を推進しています。

国や地方自治体が推進している「全国交通安全運動 」協賛団体の当協会が、整骨院に認定審査を行い、適切に交通事故の施術や対応ができる整骨院を認定しております。

▼▼整骨院向け認定審査及びサポートの詳細はこちらです。
https://www.jiko-iryo.com/firstplan.html

高齢者を交通事故から守るために

今回のYoutube動画では、「高齢者を交通事故から守るために」についてご紹介いたします。

本日は交通事故から高齢者を守るためにについてお話しします。

昨年、全国の交通事故死亡者数は2839名。

そのうち65歳以上の高齢者の方は全体の約56%を占めています。

特に横断歩道での事故の場合、出会い頭が高く、そのうちの約7割に法令違反があるとのことです。

実際に高齢者の方に多い死亡例としては、
赤信号を無視して横断、
交差点などど安全不注意、
などが挙げられます。

個人差はありますが、高齢になると心理的、身体的に若い頃と同じような行動が取れなくなります。

ドライバーの皆様は、高齢者の方を見つけたら優しい気持ちで対応し交通事故を防止しましょう。

▼(社)交通事故医療情報協会についてはこちらから
https://www.jiko-iryo.com/

▼▼整骨院向け認定審査及びサポートの詳細はこちらです。
https://www.jiko-iryo.com/firstplan.html

夕方・夜間の外出時には、一人ひとつの反射材を身に着けよう

今回のYoutube動画では、「夕方・夜間の外出時には、一人ひとつの反射材を身に着けよう」についてご紹介いたします。

本日は「夕方・夜間の外出には必ずリフレクター反射材を身につけよう」について話しします。

皆さんは夜間に外歩く際にリフレクター反射材を身に付けていらっしゃいますか?

夜間は視界が悪く、車や自転車から歩行者を視認できるまでに時間がかかります。

そのため、気づいた時には歩行者をはねてしまっていたというような重大な事故も発生しています。

内閣府の調べによると、夜間、車のヘッドライトをした向けにしたハイビームではない状態で
運転者が人を視認できる距離は、反射材着用時と非着用時では約100メートルも違うと発表しています。

最近では交通安全への意識が高まっており、
スーパーや雑貨店などの身近な場所で反射材が手に入るようになっています。

ぜひ「夜間は反射材を身につけよう」を合言葉に、
家族一人一つの反射材を所有し玄関などの決まった場所に動くようにするなど工夫し、
日々の生活の中に反射材を取り入れるようにしましょう。

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