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交通事故の治療、病院に通っているけど整骨院にも通ってよいの?

2018年5月2日


事故に遭い、しばらく病院や整形外科へ通っているけれど、
なかなか症状が良くならない、と感じる患者様がいらっしゃいます。

病院や整形外科の中には、レントゲンを撮って異常がないと湿布や薬だけを処方し、何の手立ても行わない場合もあるようです。
事故の症状の中でも、特にむち打ち症は早急に適切な施術を行わないと、
症状が長引き回復に時間がかかったり、後遺症として症状が残ってしまうことがあります。
病院や整形外科の治療で、症状が回復しない、ツライと思った時は
整骨院や接骨院での施術が大変有効な場合があります。

整骨院や接骨院の治療がなぜ有効なのか?

整骨院や接骨院の先生は、医師ではありませんが、「柔道整復師」という国家資格を持っています。
むち打ち症のほとんどは「頚椎捻挫」ですが、「捻挫」という症状は「柔道整復師」の得意分野なのです。
柔道整復師は整復・固定などの手技を用いて、1人1人の症状に合わせた施術を行い、人が本来もっている自然治癒力を最大限に引き出して症状の改善を図っていきます。

でも、病院に通っているのに、整骨院に通ってもいいの?

しかし、患者様の中には
「今、病院に通っているのに、整骨院にも通ってもいいの?」
と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
交通事故治療において、病院と整骨院は両方通うことは禁じられていませんので、
両方通うことは可能です。
また、整骨院でも自賠責保険を使った治療が可能ですので、原則治療費の負担は0円となります。

しかし、気をつけていただきたいことがあります。

「整骨院」だけ通うと、保険会社から治療費が支払われないことも

交通事故の治療は、整骨院でも受けられますが、
治療費を保険会社に請求する際、医師の診断書が必要となるため
必ず、病院と並行して整骨院に通うようにしましょう。
まず、保険会社に電話をし、「整骨院にも通いたい」と伝えてから
通うようにしましょう。

また、もし万が一、数カ月以上通っても症状が改善せず、後遺症となってしまった際、
病院へ通っていないと、医師に後遺障害の等級認定に必要な診断書を書いてもらうことが難しくなるため
病院は必ず継続して通うことが大切です。

交通事故治療は交通事故医療情報協会の認定院がおすすめです

だからといって、どの整骨院・接骨院の先生でも交通事故治療が可能かというとそうではありません。
交通事故治療は通常行われる治療と違い、経験・知識が必要不可欠ですので、
当協会では一定の基準を設けて柔道整復師の先生方を認定しています。
交通事故医療情報協会では、交通事故治療のエキスパートである「整骨院・接骨院」の先生を紹介していますので安心してご相談ください。

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