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むち打ち症ってどのくらいで治るの?先生に聞きました!(2)

2023年2月5日

交通事故によってむち打ち症になってしまった方にとって どのぐらい治療期間がかかるのか どのような治療方法を行うのか 大変気になる事柄かと思います。
交通事故医療情報協会では、会員の柔道整復師の先生方に おおよその治療期間と、どのような治療方法を行っているのか インタビューを行いました。参考にして頂けますと幸いです。

【回答いただいた先生】

栃木県足利市 みんなの森整骨院足利院 岡田有一先生

【治療期間について】

整形外科学的には、むち打ち症は3〜4ヶ月でよくなると書物では記載されているようです。
当院の患者様も3〜4ヶ月通われる方が多いです。
もちろんもっと早く症状がなくなる方もいれば、
6ヶ月を超えて後遺症認定をしてもらう方もいらっしゃいます。
治療頻度は、当院では週1〜2回の方が多いです。

【むち打ち症の検査ってどういうことをするの?】

一般的にお話ししますと、まずむち打ちのタイプを検査してみていきます。
頚椎捻挫型が多いのですが、まれに神経症状を伴ったり、CSF(脳脊髄液減少症)の疑いがある方もいらっしゃるので、その方は、神経支配の感覚に、感覚の消失、錯感覚(しびれ)がないかを見ていきます。
しびれがあっても神経に損傷の疑いがなければ、整形外科での併院をしてもらいみていきます。

【むち打ち症の検査方法】

一般的にはジャクソン、スパーリング、椎間孔圧迫テストを行いますが、先生が首を押したりはしません。
この辺の検査は症状を強くしてしまう恐れがあるので、患者様の自動運動でしてもらいます。
後はしびれがあれば支配領域の神経チェック、筋力検査を行っていきます。
最後に、体全体の歪みや、どこの関節が動きが悪く障害されているかをみて、治療になります。
また頭痛などが伴うものに関しては、検査は異なってきます。

【CSF(脳脊髄液減少症)の疑いがある場合】

CSF(脳脊髄液減少症)の疑いがある方は、安静にして水(透明な水分)をしっかりとってもらいます。
早期に施術や安静で改善があれば問題ありませんが、一向に改善しない場合は
山王病院の高橋先生に確定診断をお願いしています。
症状が似ていても、CSFではないケースもありますので、確定診断の依頼は慎重に行っています。

【むち打ち症は早急な治療と適切なケアが大切です】

いかがでしたか?
すでにむち打ち症でお悩みの方で、
現在通っている病院や整形外科での治療に不安がある方は
手厚いケアと問診を行う、整骨院や接骨院での
治療で効果を実感できるかもしれません。
交通事故医療情報協会では、経験・治療技術の優れた整骨院・接骨院を紹介しています。
リンク

※今回のむち打ち症の検査方法や治療方法は
おかだ整骨院様の方法ですので、
他の医療機関や整骨院では異なる場合がございますのでご注意ください。

【インタビューに答えてくださった先生】

みんなの森整骨院 足利院
岡田 有一先生
〒326‐0824
栃木県足利市八幡町1-21-6 マンションサンエイド足利
交通事故医療情報協会ページ
みんなの森整骨院 足利院のホームページ