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交通事故で整骨院に行くときに伝えるべき、3つのポイント

2021年3月25日

交通事故に遭ってしまったとき、まずは病院に行って検査を受け診断書を出してもらいましょう。

病院に行くことも大切ですが、むち打ち症などレントゲンに映らない筋肉の損傷では、
整骨院(接骨院)の施術が回復にとても有効です。

お近くの交通事故を得意としている、整骨院に相談してみましょう。

 

実は病院と整骨院の「得意なこと」は違います!

病院の得意なこと

・手術が必要な大きなけがの治療
・レントゲンやMRIなどの精密検査
・診断書の作成
・薬の処方

整骨院が得意なこと

・一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの施術が受けられます
・リハビリに必要な運動やエクササイズの指導をしてくれます
・レントゲンやMRIに写らない「むち打ち症」などの施術が得意です。
・患者様の痛みなどつらい気持ちに寄り添った施術をしてくれます。
・交通事故の保険の手続きなど相談にも応じてくれます。
・夜も営業しているところが多いので通いやすいです。

整骨院で伝える3つのポイント

 

(1)病院に通院していることを伝えましょう。

診断書があれば、その内容を伝えてください。
整骨院に通っていても、病院への定期的な通院は続けましょう。
特に、後遺障害になりそうな重症の場合は、週2回の通院をお勧めします。
後遺障害等級の獲得には、他覚所見のない場合、最低1週間に2回程度の通院がないと、
かなり獲得は難しいと弁護士さんもおっしゃっています。

 

(2)事故状況を伝えましょう

・事故に遭った年月日

・届け出は、人身事故か物損事故か(どちらでも自賠責は使えます)

・自賠責・労災は使えるのか

・どのような保険を使った治療を希望するか

・救急車を呼ぶほどの事故だったのか

・車の衝撃(修理費用)など、あれば事故車の写真なども見てもらいましょう。

※損保会社では、治療期間を決める際に車の破損状況を目安にしている場合があります。
ですから、車の破損状態がひどいほど治療期間も長くみてもらえる可能性があります。
事故の状況を整骨院さんに伝えておくと、損保さんとの対応のアドバイスを受ける際に役立ちます。

交通事故治療に詳しい整骨院では、損保さんとの対応の仕方などもアドバイスしてくれます。

 

(3)弁護士特約に入っていれば、伝えましょう。

・患者様ご自身の自動車保険に「弁護士特約」が付いていればそのことを伝えましょう。

交通事故に詳しい整骨院では、弁護士さんを紹介してくれるところがあります。

交通事故の治療では、交渉や申請など弁護士さんのサポートがあるとスムーズに進むことがたくさんあります。
また、交渉や手続きを任せることによって、患者様が治療に専念することができます。
「弁護士特約」が付いていれば、弁護士費用を保険で賄うことができます。
(補償内容は保険によって異なりますので、詳しくは損保会社にお問合せ下さい)

また、ケースにもよりますが、弁護士特約が付いていなくても弁護士さんを依頼するメリットはあります。

※交通事故医療情報協会では、技術と知識を持った整骨院を交通事故治療のエキスパートとして認定し、患者様にご紹介しています。
認定院では、交通事故でお困りのことを弁護士への無料相談ができるほか、交通事故専門の弁護士のご紹介もしています。まずは、お気軽にお近くの認定院にご相談ください。
詳しくはこちらから
https://www.jiko-iryo.com/