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「あおり運転」と誤解されないために・遭ってしまったら?

2020年4月15日

昨今、「あおり運転」に関するニュースを耳にする機会が増えました。

昨年のゴールデンウィークには、高速道路上で、無理な追い越しに驚きクラクションを鳴らしたところ、

ペットボトルを投げつけられたり、ジグザグ運転やのろのろ運転などの危険な進路妨害を受けたとニュースで取り上げられていました。

このような危険行為は、一歩間違えば大事故になりかねません。

このような運転中の危険行為は「あおり運転」と言われ、重大な交通事故につながる悪質・危険な行為です。

 

・車間距離を詰める

・幅寄せ

・蛇行運転

・クラクションでの威嚇

・必要のないハイビーム

上記の5つは一般的にあおり行為であると捉えられる代表的な危険行為です。

いずれも道路交通法違反に該当する危険運転で、また、これらの行為は「車間距離保持義務違反」「進路変更禁止違反」「急ブレーキ禁止違反」等の道路交通法違反のほか、「危険運転致死傷罪(妨害目的運転)」や「刑法の暴行罪」に該当することがあります。

 

 

「あおり運転」と誤解されないために

車を運転する際は、周りの車の動きなどに注意し、相手の立場を考えた思いやりの気持ちを持って、ゆずり合いの運転をすることが大切です。

・発進は「ゆっくり」と。停止するときは「徐々に減速」しましょう

・充分な「車間距離」をとりましょう

・車線変更は、「距離を充分」にとり、「ゆっくりとスライド」

・道を譲りましょう

 

万が一、あおり運転に遭ってしまったら?

「安全な場所から110番通報」をしましょう。

車を運転中に、危険な運転者に追われるなどの行為に遭った場合は、サービスエリアやパーキングエリアなどの交通事故に遭わない場所に避難して、警察に110番通報をしましょう。

正しい交通ルールを守った運転で、安全・快適に通行できる交通環境をつくりましょう。