🚗 春の全国交通安全運動 実施中!(4月6日〜15日)
全国で交通事故防止に向けた啓発活動が行われています。
👉 交通安全運動の概要はこちらのブログをご覧ください
📺 まずは2分のショート動画で、運動のポイントをチェックしてみましょう。
👉 [動画はこちら(YouTubeショート)]
はじめに
春の全国交通安全運動には、3つの重点目標が定められています。
今回はその中から、重点目標①「歩行者が安全に通行できる環境の確保と正しい横断方法の実践」についてご紹介します。
交通弱者である子どもや高齢者を、どう守っていくか。
地域ぐるみの意識と取り組みが求められています。
子どもや高齢者を守る「通行環境づくり」
交通事故の被害者の中で多いのが、小学生以下の子どもや高齢歩行者です。
こうした歩行者が安心して通行できるためには、「交通環境」の整備が欠かせません。
- 横断歩道の見やすさや安全性
- 信号機や標識のわかりやすさ
- ドライバーの「歩行者優先」の意識
さらに、地域での「旗振り」や「見守り活動」も、子どもたちの安心につながります。
毎日の声かけや挨拶が、事故を防ぐ大きな力になります。
歩行者側のルール意識も大切です
事故は、ドライバーだけに責任があるわけではありません。
歩行者側にも、「交通ルールを守る意識」が必要です。
- 横断歩道を渡るときは、必ず左右を確認する
- 点滅信号での飛び出しはしない
- 歩きスマホをやめ、前を見て歩く
- 信号無視や斜め横断をしない
こうした基本的なマナーを守るだけで、防げる事故はたくさんあります。
地域ぐるみで事故を減らすには
歩行者の安全を守るためには、家庭や地域、教育の場での声かけが重要です。
「赤信号は止まる」「渡るときは手をあげて」
こうした習慣づけは、日々の積み重ねでつくられます。
認定整骨院の中には、地域の子どもたちに向けた「交通安全教室」や「声かけ活動」に協力しているところもあります。
私たち医療の立場からも、「未然に防ぐこと」の大切さを伝えていきたいと考えています。
一般社団法人 交通事故医療情報協会の取り組み
当協会は、内閣府が主催する全国交通安全運動の協賛団体です。
全国にある認定整骨院・接骨院と連携し、各地域での交通安全啓発に取り組んでいます。
交通事故に遭ってから治療するのではなく、そもそも事故を起こさせない・巻き込まれないために、
地域とともに行動しています。
まとめ
- 歩行者の命を守るには、環境整備とルールの両面からの対策が必要
- 子どもや高齢者は、特に守られるべき存在
- 協会としても、地域と連携し、啓発活動を継続しています
次回予告
次回は、重点目標②「歩行者優先の徹底」「ながら運転の根絶」「シートベルト・チャイルドシートの着用」についてご紹介します。
日々の運転の中で、私たち一人ひとりができることを考えていきましょう。