🚗 春の全国交通安全運動 実施中!(4月6日〜15日)
全国で交通事故防止に向けた啓発活動が行われています。
👉 交通安全運動の概要はこちらのブログをご覧ください
📺 まずは2分のショート動画で、運動のポイントをチェックしてみましょう。
👉 [動画はこちら(YouTubeショート)]
はじめに
今回は、春の全国交通安全運動における重点目標②
「歩行者優先意識の徹底」「ながら運転の根絶」「シートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進」についてご紹介します。
この目標は、私たち一人ひとりの運転マナーや安全意識に直結する、とても大切なテーマです。
歩行者優先は「義務」ではなく「思いやり」
道路交通法では、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいた場合、ドライバーには「停止義務」があります。
しかし実際には、横断歩道で止まる車は全国平均で3割程度(JAF調査)とも言われています。
歩行者を見かけたら、スピードを落として目を合わせてアイコンタクトをとる。
この一瞬の思いやりが、命を守る行動につながります。
ながら運転は、すでに罰則対象です
スマートフォンやカーナビなどを操作しながらの運転は、視線が逸れるだけでなく、
注意力・判断力が大幅に低下する非常に危険な行為です。
特に自転車においては、2024年11月の道路交通法改正により、
運転中のスマホ操作に罰則(懲役または罰金)が設けられました。
ながらスマホが原因で事故につながった場合には、より重い処分となる可能性もあります。
「少しだけなら大丈夫」と思わず、運転中はスマホに触れない。
その意識が、自分と周囲の命を守ります。
命を守る装備、正しく使えていますか?
後部座席のシートベルト着用率は、いまだに前席よりも大きく下回っています。
「短い距離だから大丈夫」ではなく、すべての座席でシートベルトを着用することが当たり前の意識を持ちましょう。
また、チャイルドシートも体格に合ったものを正しく取り付けることが重要です。
6歳未満の使用義務だけでなく、事故時の被害を軽減する命綱であることを、私たち大人がしっかり理解しましょう。
一般社団法人 交通事故医療情報協会の取り組み
当協会は、内閣府が主催する全国交通安全運動の協賛団体です。
全国の認定整骨院・接骨院と連携し、地域での交通安全啓発に取り組んでいます。
運転中の声かけ、院内でのポスター掲示、患者さんへのシートベルトや自転車安全利用の啓発など、
医療現場からも“事故を未然に防ぐ”サポートを行っています。
まとめ
- 横断歩道では、歩行者を必ず優先する思いやりを
- ながら運転・ながら歩行は、すでに罰則対象。やめましょう
- シートベルト・チャイルドシートは、すべての命を守る装備
次回予告
次回は、重点目標③「自転車・電動キックボードのヘルメット着用と交通ルールの遵守」についてお届けします。
利用者が増えている今こそ、しっかり確認しておきましょう。