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ヘルメットは命を守る|重点目標③「自転車・キックボードの安全利用」

2025年4月12日

🚗 春の全国交通安全運動 実施中!(4月6日〜15日)

全国で交通事故防止に向けた啓発活動が行われています。
👉 交通安全運動の概要はこちらのブログをご覧ください

▶️ 春の全国交通安全運動を2分で解説!

運動の目的や重点目標を、2分のショート動画にまとめました。
通勤中やすきま時間に、ぜひご覧ください!
👉 YouTubeショート動画を見る

はじめに

今回は、春の全国交通安全運動における重点目標③
「自転車・特定小型原動機付自転車(キックボード等)のヘルメット着用と交通ルールの遵守」についてご紹介します。

自転車や電動キックボードは便利な移動手段ですが、事故が起きたときの被害も決して軽くありません。
安全に利用するための基本ルールを、今一度見直してみましょう。

ヘルメットは命を守る装備です

自転車や電動キックボードで転倒・衝突した際、もっとも大きなダメージを受けやすいのが「頭部」です。
その被害を大きく軽減できるのが、ヘルメットの着用です。

警察庁のデータでは、ヘルメットを着用していなかった人の死亡率は、着用者の約2倍
命を守る装備として、子どもだけでなく大人にも着用が推奨されています。

交通ルールの遵守も重要です

  • 自転車やキックボードは「車両」として扱われます
  • 車道の左側通行、信号・標識の遵守、歩行者優先の意識が必要です
  • イヤホンをしたままの走行、スマホの操作は禁止されています

2024年11月には、自転車の「ながらスマホ」運転に対する罰則(反則金)が施行されました。
違反行為は事故のリスクを高めるだけでなく、法的責任も問われる時代です。

特定小型原動機付自転車(電動キックボード)の注意点

  • ヘルメット着用は努力義務ですが、安全のためには着用が強く推奨されています
  • 歩道は原則通行不可。車道の通行ルールをしっかり守る必要があります
  • 速度制限やライト・ベルなどの装備確認も重要です

手軽に乗れる反面、「車」としての認識が薄くなりがちなので、事故のリスクも高まりやすい傾向にあります。

一般社団法人 交通事故医療情報協会の取り組み

当協会は、内閣府が主催する全国交通安全運動の協賛団体として、
全国の認定整骨院・接骨院と連携し、交通事故の予防啓発に取り組んでいます。

院内掲示やチラシ配布のほか、ヘルメットや交通ルールの大切さを日常の会話の中でもお伝えしています。

「治す前に、防ぐ」
その想いで、地域の安全に貢献しています。

まとめ

  • ヘルメット着用は、大人も子どもも命を守るために重要
  • 自転車やキックボードも「車両」扱い。交通ルールを守る意識を
  • ながらスマホは禁止され、2024年からは罰則も導入済み
  • 当協会は、全国の認定院とともに地域での交通安全啓発に取り組んでいます

交通ルールを守ること、ヘルメットを着用すること。
その一つひとつの行動が、あなた自身と大切な人の命を守ることにつながります。

私たち交通事故医療情報協会と全国の認定院は、
これからも地域の皆さまと共に、交通事故ゼロを目指して活動してまいります。