秋は日没が早くなり、夕暮れ時から夜間にかけて歩行者が巻き込まれる交通事故が増える季節です。
今年の全国交通安全運動でも、歩行者の安全な道路横断と、反射材や明るい衣服の着用が重点目標に掲げられています。
正しい道路横断の方法
歩行者が安全に道路を渡るためには、いくつかの基本ルールがあります。
・横断歩道がある場所では必ず横断歩道を利用する
・渡る前に左右を確認し、ドライバーに渡る意思をしっかり伝える
・青信号でも車の動きを確認し、安全を確かめてから渡る
また、スマートフォンを操作しながらの横断や、イヤホンで音楽を聴きながらの歩行は非常に危険です。
注意力が散漫になり、車の接近や周囲の状況に気づくのが遅れる原因となります。
反射材・明るい衣服の効果
夕暮れや夜間はもちろん、雨の日や日中でも、反射材や明るい服を身に着けることで周囲からの視認性が高まり、事故防止に大きくつながります。
反射材はライトに照らされるとドライバーからはっきり見えるため、歩行者の存在を早く認識してもらうことができます。
また、明るい色の服は日中の外出時でも効果的で、黒っぽい服装に比べて事故に遭うリスクを下げることができます。
交通事故は「運転者の責任」と思われがちですが、歩行者自身の心がけによって防げる事故も多くあります。
私たち 交通事故医療情報協会 では、交通事故治療に関わる認定整骨院とともに、地域の交通安全意識向上に努めています。
ぜひ、ご家族や大切な人にも「反射材をつけよう」「明るい服を選ぼう」と声をかけてください。
一人ひとりの意識が、交通事故ゼロにつながると考えています。
今年の秋も、地域の皆さまと一緒に「交通事故ゼロ」を目指していきましょう。
※一般社団法人交通事故医療情報協会は、内閣府主催の全国交通安全運動に協力しています。







